御所は永禄10年(1567)、11年(1568)にかけての9ヶ月間、後に室町幕府15代将軍となる足利義昭が滞在した場所として知られています。ここは過去に行われた土地改良事業により大きく削平を受けていたため、溝や用途不明の石積施設などが少数検出されたにすぎず、建物配置などは不明です。