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瑞源寺本堂・書院

瑞源寺(ずいげんじ)は、泰澄開基伝承のある寺院で、延宝三(1675)年に吉江(鯖江市)から足羽山北麓に境内を移しています。本堂は、一重入母屋造板葺、桁行8間半、梁行5間半の建物で、文政十三(1830) 年から天保二 (1831) 年に福井藩14代藩主松平斉承(まつだいらなりつぐ)の福井城本丸御殿大奥御座所として建てられた建物のうち小座敷を万延元 (1860) 年に移築したものです。書院は桁行4間、梁行3間半、切妻造桟瓦葺の建物です。障子の枠、違棚の小襖裏紙に御座之間・大奥御座之間の墨書があり、大奥御座之間と呼ばれていた建物、もしくは部屋を、移築したものと考えられています。いずれも福井城本丸御殿の遺構として貴重なものです。

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    福井県指定文化財(平成12年3月21日指定)

  • 管理団体

    瑞源寺

  • 所在地

    福井市足羽5丁目

  • 種別

    建造物

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瑞源寺本堂・書院の写真1 瑞源寺本堂・書院の写真2

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